コンセプト
“我が子たちに作ってあげてよかったものや作ってあげたかったもの”、
“これから孫ができたら作ってあげたいもの”、
“自分で使ってみてとてもよかったもの”
を”まごころを込めて”ひとつひとつ丁寧に仕上げ、
それを手にとっていただきたいと思っています。
オーダーメイドを中心に、オーダー主様とのコミュニケーションを大切に、
その方やプレゼントされる方だけのための特別をご提供できれば幸いです。
まだ、コロナ禍が始まったばかりの頃、和ニットテキスタイルの和柄ニット生地に出会いました。
衝撃でした。
もし、我が子たちがまだ幼かったら‥この可愛い生地でたくさんお洋服を作ってあげられたのに‥作ってあげたかったー!って。
その後、現在委託販売でお世話になっている雑貨屋さんと出会い、その出会いのきっかけを作って下さった方やそこで出会った方達に背中を押していただき、2022年1月に “Sincero” は生まれました。
和柄ベビー服から始まり、和柄とガーゼのベビー小物やハンカチ、そして手編みのベビー服など、天然素材にこだわってハンドメイド商品を製作しています。少しずつ商品のレパートリーも増えていて、大人も気持ちよく使っていただけるガーゼの保冷マフラーは人気商品です。
これからも、皆様のご要望に応えながら、新しい商品を丁寧に作っていきたいと思っています。
オーダーを随時受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
また、現在、大阪府枚方市のハンドメイド雑貨&カフェFROSCHさんでの委託販売と、和柄ニット生地の暮らしのソーイングSOさんのネットショップで商品をお買い求めいただけます。委託販売先も少しずつ増やしていきたいと思っています。
末長く、Sinceroをどうぞよろしくお願いいたします。
作家紹介
松尾直生 -まつお すなお-
神戸出身、大阪在住。
手芸が大好きな、娘1人、息子2人の母親です。
子供たちはすでに成人してしまいましたが‥
第1子(娘)妊娠中は、出産準備にベビー服を作り、おくるみや胴着を手編みして過ごしました。
子育て中は布絵本や布おもちゃを作ったり、入園・入学の準備やレッスンバッグには名前を刺繍し、それぞれの好きな物をアップリケしたり。
子供たちは今でも、「こんなのを作って欲しい」と言ってきてくれることもあります。
和裁が得意だった父方の祖母は、浴衣や着物を年齢に応じて縫ってくれました。そのおかげか今も和装が大好きです。私は着物を着る機会を増やしたくて、着付けを習いに行き、友人の結婚式や、子供達の七五三や入学・卒業などのイベントには和装で出席してきました。そんな私は「和」が大好きで、和ニットテキスタイルの和柄ニット生地には一目惚れでした。
母方の祖母は和裁も洋裁もこなし、ピアノの発表会の衣装に祖母がワンピースを作ってくれたのを覚えています。私が大人になってからは母の着なくなった着物のサイズを私に合わせてくれて、今ではその着物を娘が着てくれます。
そして、母はといえば、幼稚園のパッチワークや編み物などの手芸サークルに色々と参加しては私にも小物を作ってくれました(当時は幼稚園ママのそんなサークルが盛んだったんですね!)。また、洋裁は習っていたことがあったらしく、私が子供の時はもちろん、学生時代も一緒に生地を買いに行ってはお気に入りの生地で洋服を作ってもらいました。私は、母が作る横で、教えてもらいながら自分でワンピースを作り、編み物をしている時には横で編み物を教えてもらいました。
今の私があるのは、二人の祖母と母の影響が大きいですね。そして、何よりも家族の理解と協力のおかげです。